エチオピア旅行に関するアドバイス

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ビザ

ビザはエチオピア大使館、または領事館で申請されれば、すぐに取得できます。またはアディス・アババのボレ国際空港に到着後申請すれば、飛行場での発行も可能です。入国ビザ(一ヶ月滞在)は140ブル、約US22ドルです。30日以上の滞在を希望する旅行者は、入国管理局へ申請し、IDカードを取得する必要があります。しかし以下に示す国の国民、およびそれらの国に住んでいる観光者は、アディス・アババ・ボレ国際空港でビザを取得できます。:アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、クゥエイト、韓国、ルクセンブルグ、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ロシア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、アメリカ。

トランジットでの入国者以外は、空港使用料の支払が必要となります。トランジットの場合はビザを取得する必要はありません。しかし72時間以上の滞在を希望する場合は、トランジット・ビザを取得してください。ビジネス・ビザの延長は、エチオピア国内の関係企業(または組織)からの推薦状を添付すれば、一ヶ月間の延長は可能です。

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エチオピアへの玄関口

エチオピアへの入国は、ボレ国際空港、アディス・アババおよびディレダワ空港です。陸路での入国可能地は以下の通りです。

  • ジブチからは、デウェル (Dewele)
  • ジブチからは、ガラフィ (Galafi)
  • ソマリアからは、ジジガ (Jijga)
  • スーダンからは、メテマ (Metema)
  • ケニヤからは、モヤレ (Moyale)

地形

エチオピアの北半分の地形は、およそ2000から3000メートルの高原地帯で、4000メートル級の峰も二つ聳えています。

天候

季節は、乾季と雨季に分かれています。乾季は10月から翌年の5月まで、雨季は6月から9月までです。気候は高度により異なります。

適切な衣服

訪問される季節により大きく異なりますが、オフィスではスーツにネクタイなど、フォーマルな装いが一般的です。比較的暖かい低地帯を観光される場合は、軽い綿製の衣類、サングラスや帽子などを持参されると良いでしょうし、高地の場合は少し厚手の衣類が適しています。雨季には、薄いレインコートや傘は必需品です。また夜間の防寒用にはセーターが最適です。また高地では太陽光線が強いため、しっかりとした日除け対策が大切です。

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関税

観光者は免税品の購入を認められています。しかし購入量に制限があります。500cc(または1リットル)の香水、1リットルの酒類、100本の「たばこ」と50本の「葉巻」などです。その他ビジネスの目的で持ち込まれる業務用のサンプル品やその他の物品、また外国人記者や撮影者が持参するカメラ(フィルム)や撮影用機材、ラジオ機材や音声録音機材など、また武器に関わる資材などは、特別許可の対象です。

国外持出しに関して、観光者は500ブル以下の土産物や、関係政府の許可を得た野生動物の製品などは、国外持ち出しが可能です。

為替

国内の為替はエチオピア・ブルで、1ブルは100セントです。紙幣は、それぞれ1、5、10、50セント、また100ブルがあります。コインは1、5、10、25、50セントの5種類あります。

為替に関する規制

エチオピア国内への現金持込み限度額は決められていません。しかし到着時に「為替申告用紙」に金額を記入し、申告する必要があります。外国為替は国内の認可を受けた銀行、またはホテルでのみ変更可能です。出国時に「為替申告用紙」の提示を要求されます。

出国前に、飛行場で余剰のブルを他の為替に変更する場合、国内で行った為替変更時の領収書すべてを持参する必要があります。

銀行

ボレ国際空港や、ほとんどの主要都市には、国立または私立の銀行支店があります。

銀行の営業時間

月曜日-金曜日 08:00-11:00 13:00-15:00
土曜日 08:00-12:00  

空港

ボレ国際空港の他、ジェット機の離着陸が可能な空港は、以下の通り10ヶ所あります。

アルバミンチ(Arbaminchi)空港 ゴデ(Gode)空港
アクスム(Axum)空港 ゴンダ-ル(Gondar)空港
バハ-ルダール(Bahardar)空港 ジンマ(Jimma)空港
ディレダワ(Diredawa)空港 ラリベラ(Lalibela)空港
ガンベラ(Gambella)空港 メケレ(Mekele)空港

空港使用料

海外から訪問する外国人はUS20ドル。同じく海外から入国するエチオピア国民の場合100ブル。国内線は10ブルです。

入場料

国立公園や歴史的史跡への入場料は、たいてい10から300ブルです。

言語

エチオピアは、83の民族が200以上の方言を持つ多民族国家です。主要言語はアムハラ語、オロミニヤ語、ティグリニア語、そして英語です。

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伝統的な礼儀作法

訪問国の伝統的な礼儀作法を認識することは、観光者にとって大切なことです。エチオピア人は他国の礼儀を認識していますが、どちらかというと封建的な傾向があります。挨拶は一般的に握手、また本格的な対話に入る前には、個人的な事柄など、打ち解けた会話をするのが一般的です。また紅茶やコーヒーなどでもてなし、あまり時間にこだわりません。喫煙はあまり好まれていません。特に僧侶の前では禁止されています。多くの場合、教会へ入る時は靴を脱ぎ、モスクへ入場する際は必ず脱ぎます。

エチオピアはユリウス暦を使用しており、つまり12ヶ月は30日、そして13ヶ月目は残りの5日または6日となります。新年は9月11日です。エチオピアの暦はヨーロッパと比べ、7年8ヶ月遅れています。

時間

エチオピア時間はグリニッチ時間より3時間進んでいます。時間は一年を通じて変わらず、昼と夜は同じ長さで、他の赤道付近の国のカウント方法と類似しています。

電力

エチオピアは220ボルト、50サイクルACです。

撮影

エチオピアの素晴らしい景色は、写真家にとってパラダイスですが、軍事施設などの撮影はお止めください。また人々や宗教儀式、また地方の農家などを撮影する場合は、事前に許可を取って下さい。フィルムは町などで入手可能ですが、十分な本数を持っていかれる事をお勧めします。営業用撮影の場合は、情報省からの許可を求められます。また観光地でのビデオ撮影は有料です。

医療施設

国内の多くの地域で、医者および歯科医へのアクセスは可能であり、大きな町には大きな病院もありますが、観光者は十分な常備薬を持参されることをお勧めします。

黄熱病の予防注射はされた方が良いでしょう。また肝炎やコレラの予防注射の実施もお勧めします。また気温の高い低地に行かれる場合は、マラリア予防を心がけるべきです。

タクシー

タクシーは大きなホテルや空港前に駐車しています。料金は一律で、領収書が発行されます。

鉄道

778キロメートルの鉄道が、アディス・アババとジブチ間を結び、貨物および乗客を運びます。

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