ガンベラ国立公園

エチオピアで最も未開のそして訪れる人も殆どいない公園、ガンベラ国立公園はアコボ川流域に位置しています。本来は湿地帯の生物や野生動植物を保護する目的で開発されました。敷地面積は5,060平方キロメートルで、標高は400から768メートルです。雨量は年間およそ1,500ミリで、4月から10月が降雨季です。気温は高く「ターミナリア」や「コンブレタム」などの植物群が草原や、さらには湿原をも覆っています。

公園内には隣接するスーダンで良く見られる動物や、エチオピアでもこの地以外では見られない動物、例えば「ナイル・リーチェ(湿地に生息するレイヨー)」や、「白耳コーブ(大型レイヨー)」、「ローンアンテロープ(レイヨー)」、「トピ」などの他、「象」、「水牛」、「ハーテ・ビースト」、「ライオン」、また「キリン」など41種類の動物達が生息しています。また154種類の鳥類の中でもこの地で見られるユニークな鳥に「ハシビコロウ(ペリカンに似た大型鳥)」が挙げられますが、沼地にスーッと立っている、ひときわ背の高い鳥です。

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