アビジャッタ湖・シャラ湖国立公園

lake-syara_bアディス・アババから215キロメートルに位置するこの公園の面積は887平方キロメートルで、その半分以上が湖で覆われています。シャラ湖は赤道北部のアフリカ大陸で最も深い湖とされています。またアビジャタ湖は60キロメートルに及ぶ白い湖岸線で囲まれています。双方の湖とも温泉から吹き出る泡が岸辺付近で見られ、それらはシャラ湖に注いでいます。
これら湖を望む景観は大変素晴らしいのですが、さらに公園は豊富な鳥類の生息地としても有名です。アビジジャッタ湖は一番深い箇所でも10メートル以下ですが、大きな「フラミンゴ」が辺りに群れをなしていますし、「白首鵜」や「サギ」、「コウノトリ」や「ヘラサギ」、「アイビス」、また「アフリカ・アヒル」、「カモメ」、「アジサシ」などが戯れています。冬季には数千羽の「アジアン・ダック」や「ヨーロッピアン・ダック」、その他の水鳥達がアビジャッタ湖のほとりに舞い戻ってきます。またシャラ湖は「大型白ペリカン」の大群が立寄る、繁殖地としても良く知られています。

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